血液中に含まれるCK(クレアチンキナーゼ)、NT-proBNP(ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント)を調べます。
正常範囲
CK(クレアチンキナーゼ)
男)50~250 mg/dl
女)45~210 mg/dl
NT-proBNP:125pg/ml以下
骨格筋、心筋、平滑筋、脳などに存在して、これらの組織が傷害(病気やけが)されると上昇します。心筋梗塞の急性期に上昇するため、初期診断に使われます。また、全身的な筋肉の病気により骨格筋の障害が起こって上昇しますが、激しい運動や日常的に運動している人も高い値を示すことがあります。
心臓から分泌されるホルモンで、高血圧や弁膜症などで心臓に負担がかかると増加します。心電図と併用することによって症状が出ていない早期の心不全の発見に有効です。