CT検査

CTとは

CTは、コンピュータ断層撮影(Computed Tomography)の略語です。
装置の中央にある大きな穴に体を入れて、X線を照射し体の断面の画像をコンピューターの処理で得る検査です。頭部・胸部・腹部・四肢・CTアンギオ(脳動脈・冠動脈・胸・腹部大動脈・下肢動脈)など全身の診断に効果を発揮します。
多断面を薄く(0.5mm)らせん状に撮影できるマルチスライスCT(MDCT)80列を導入いたしました。AI(人口知能)を用いて設計された画像処理技術を搭載しています。
X線被ばくを低減しつつ、高画質の画像を得ることができます。
また画像再構成により任意の断面や3D画像の作成もできます。

東芝メディカルシステムズ(株) Aquilion CX Edition

Canon社製 Aquilion Prime SP

  • 検査による痛みはありません。
  • 肺がん検診(早期・微小肺がん発見)に特に有用といわれています。
  • 肺がんCT検査(低線量撮影)、内臓脂肪測定を受けることが出来ます。

CT検査を受けるにあたって

  1. CTはX線を用いて体の断面の画像を得る検査です。
  2. CT単純検査とCT造影検査
    CT単純検査
    造影剤という薬を使用しないで行う検査です。
    CT造影検査
    造影剤という薬を使用して行う検査です。
    造影剤とは、目的の臓器、血管をX線で観察しやすくするために静脈注射にて投与する薬です。
  3. 検査の内容によってお食事の制限があります。
  4. 造影検査の場合は当日、検査前に同意書、問診表をご記入いただきます。
    既往(今までの病歴)によって造影剤が使えないことがあります。

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CT検査の実際(流れ)

入室

  • 撮影室内で検査の妨げになるようなもの(ピアス、入れ歯、ネックレス、エレキバン等)が、撮影位置にあるようでしたら外していただきます。

ポジショニング

  • 撮影台に寝ていただき部位により撮影のポジショニングをさせていただきます。
  • 胸部・腹部の撮影の場合両手を上げ腕置き台に乗せていただきます。

撮影

  • X線での撮影ですので痛みはありません。
  • マイクを通していつでも会話ができますので、安心して検査をお受けください。
  • 撮影中は台がゆっくり移動しますので動かず寝ていて下さい。
  • 部位によっては撮影前に「息を吸って止めて下さい。」
    (又は「息を吸って吐いて止めて下さい」)という合図が入ります。聞きながら行って下さい。
    撮影後に「楽にして下さい。」という合図が入ります。 呼吸を自由に行って下さい。
  • 検査外来(保険診療)の場合、依頼内容によっては造影剤という薬を使用して撮影することがあります。

終了

  • 台を下ろしてから起きていただきます。
  • お疲れ様でした。終了です。

症例~CT~

肝臓腫瘍

肝臓腫瘍

頭部硬膜下血腫

頭部硬膜下血腫

肺がん(1)

肺がん(1)

肺がん(2)

肺がん(2)

心臓:冠動脈VR画像

心臓:冠動脈VR画像

胸・腹部大動脈VR画像

胸・腹部大動脈VR画像

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